ブロッコリー栽培からプラネタリーバウンダリーを考える
おはようございます!
いよいよ今年の秋冬ブロッコリーの収穫が始まりました🥦
今年は10月の雨量が多く湿気が多かったため、例年より虫の被害は少なかったものの、病気がやや多め…。
肥料や農薬を使用しないブロッコリーって本当に天候に素直にできているというか、雨が降らなくて干ばつ傾向だと、病気は少ないのだけど生育が少し微妙で虫が多くなる。逆に雨が多くて湿気が多いと、生育は良くて虫食いは少ないけど病気が多くなる。気温が上がると病気がでるし、下がると生育が停滞する。どうにもできない感が今の天候と似ていると感じてしまうし、※プラネタリーバウンダリーのことが頭をよぎる。
農業は環境破壊の部分もあると思っていますが、人が生きていくのに必要な営みだとも思っています。
少しでも地球環境に負荷の少ない形の農業を目指しつつ、人と地球に優しい農業ができれば日々考えるところです。
みっつ
※プラネタリーバウンダリーとは、地球が“これ以上こえると危ない”という環境の限界ラインのことです。地球は長い歴史の中で、気候や海、森林、生物多様性などがバランスを取りながら成り立ってきました。しかし、人間の活動が大きくなりすぎると、そのバランスが壊れてしまう恐れがあります。
そこで科学者たちは、地球が安定して人間を含む生命を支え続けるために、守るべき9つ(気候変動、生物多様性の損失、土地利用の変化、海洋の酸性化、窒素・リンなどの栄養塩汚染、大気汚染(エアロゾル)、化学物質の汚染、淡水の利用、オゾン層の破壊)の分野を設定しました。現在6~7つが限界点を越えている状況です。
